異種金属のロウ付け
異種金属の接合でお困りではありませんか?
異種金属の接合を採用すればコスト低減、軽量化などのメリットがありますが、加工が難しく試作段階で断念してしまう、ということも多いですよね。
そこで今回は、サンエー精工の「異種金属のロウ付け加工」について紹介いたします。
- 異種金属同士のロウ付けでコストダウンをしたい!
- 異種金属同士のロウ付けで製品の付加価値を上げたい!
異種金属のロウ付け
通常、ロウ付けは同じ材質同士を接合する技術です。
サンエー精工株式会社では
- 大気中でバーナーを使用する銀ロウ付け
- 加熱装置を使用するロウ付け
の2種類が対応可能です。
異種金属のロウ付けのメリット
異なる金属のロウ付けのメリットは以下の二つがあげられます。
- コストダウンが可能
- 性能が上がる
コストダウン
高価な材質は強度や特殊な特性等のメリットがあり採用されているケースが多いですが、「接合ができない」という理由から
「不必要な箇所にも高価な材質を仕方なく使っている」
ということもあるのではないでしょうか?
そんな時に異種金属の接合を製品に採用することができればその分コストダウンに期待ができます。
性能が上がる
既存の材料から一部の部品を変更することで「強度が上がる」「熱伝導率が上がる」などの性能アップが可能です。
異種金属のロウ付けが難しい理由
異種金属のロウ付けが難しいと言われている主な理由は
「熱伝導率が金属ごとに異なるため」です。
熱伝導率が異なる
ロウ付けにおいて母材(接合する部品)を温める工程はとても重要です。
異材同士の接合が難しいのは、一方の部品は十分に温まっているのに対して、もう一方の部品はまだ温まっていない、という状態になりやすいからです。
この状態だとロウが部品にうまく回らずしっかりと接合することができません。
サンエー精工の異種金属ロウ付け
サンエー精工のロウ付けは大気中でバーナーを使用して行う銀ロウ付けと加熱装置を使用して行うロウ付けが可能です。
前述したとおり、異種金属をロウ付けするときには熱を安定させることが重要なため、異種金属をロウ付けする際は加熱装置を使用します。この加熱装置はオーダーメイドで製作した装置で、熱を安定させることに特化しています。
サンエー精工が製作可能な異種金属のロウ付け
ステンレス×ハステロイ
銅×ハステロイ
銅×ステンレス
異種金属のロウ付けでお困りならお気軽にお問い合わせください。